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GIROヘルメット サイズフィッティング 適正なサイズの選び方

みなさん、こんにちは!
Giro Studio Tokyo 内田です。

今回は、「サイクルヘルメットのサイズフィッティング」について。

どのようにして、自分に合うヘルメットを選べば良いか、自分の頭部形状に合うモデルやサイズは? 気に入ったモデルがあるけれど、サイズはどう選べば良いのか?

自転車用ヘルメットは、同じブランドの中にも用途にあわせたくさんの種類もあり、それぞれの用途やモデルによっても形状が異なることもあり、フィット感や、サイズ感なども、同じサイズであっても異なる場合も多く、 何を基準にどのように選べばいいのか分かりにくい。

こうした疑問にお応えすべく、前編・後編、2回に分けて、できるだけわかりやすくお話していこうと思います。

まず初めに、

「自転車に乗るときに必要なものとは?」

これは僕が以前、自転車ショップで働いていた時、初めてのスポーツバイクを購入しようとするみなさんからよく聞かれたこと。

ペダル、カギ、スタンド、ポンプ、など? そもそもペダルがないと自転車を漕げませんが、それと同じくらい、自転車に乗るときに何よりも重要・大切で不可欠なもの。自身の身を守るために、より安全に、思う存分楽しむためにも必ず身につけるべきものであるのが、ヘルメットだと、僕は考えています。

僕はこれまでにも、長い期間自転車の販売という仕事にも従事してきましたが、必ず自転車を購入するみなさんに真っ先にお薦めしていたものが、ヘルメットです。

どんなスポーツにおいても同様だと思いますが、予測できる危険などには、しっかりとした防護策を講じて臨むべきであるし、気軽なサイクリングであっても、そのリスクは同じ。

安全で快適であるからこそ、長期的にも永続して楽しめるというもの。

サイクリングを、自転車のある生活を、より安全に、自由に、気楽に、楽しむためにも、最適、適正なヘルメットを、正しく身につけていただきたいと、僕は考えています。

「用途に合わせた、最適、適正なヘルメットとは?」

何より、安全のため、最も大切な頭部を保護するために着用するヘルメット。 せっかく着用するならば、目的・用途にあったもので、格好良く、スマートに身につけたい。 と思いませんか?
そして、身を守る、頭部を保護するためのヘルメットは、正しく着用してこそ、適正な安全性が確保されます。

目的・用途

どんなバイクで、どんな乗り方を楽しむか。
サイクルヘルメットにもそれぞれの用途によって種類・デザインがあり、特徴もそれぞれに必要な要素を持っています。 その豊富な種類の中から好みや個性に合わせて選択できるようになってきました。

用途:

1)ロードバイク、グラベルバイク、ツーリングバイクなど、主にドロップハンドルのものでの長距離サイクリング。
2)マウンテンバイクでの山の中のトレイル、がれ場、オフロード走行。
3)フラットハンドルなどのシティバイクや、小径車(ミニベロ)などで、都心部などのシティサイクリングや自転車通勤。

ヘルメットの特徴:

GIROヘルメットには、それぞれ上記のような用途に合わせ、さまざまな種類のものがラインナップされています。

1)長距離、そして高速での移動も可能なロードバイク向けには、コンパクトで軽量、エアロ効果や通気性の良いモデル。
2)木が生い茂る森の中などの山中でのマウンテンバイク向けには、顔を守るバイザーが付属し、後頭部までしっかりと保護するなどの機能に特化した強度のあるモデル。
3)都心部などのシティ・アーバンサイクリング用途には、丸みを帯びたコンパクトなデザインで、夜間などでの視認性を考慮したテールライト装備のものなど、機能的かつスタイリッシュなモデル。

「自分の頭部形状・サイズを知る」

用途によって目的のモデルが絞れたところで、いよいよフィッティングへとなるのですが、そこで重要になってくるのが自分の頭部形状がどのような形状なのか。

GIROヘルメットには、大きく分けて2つのフィットがあります。

・主に欧米人特有の前後に面長となる楕円の頭部形状で世界標準でもある「グローバルフィット」(上画像の左側)
・我々日本人を含むアジア人特有の、横幅があり真円に近い頭部形状の「アジアンフィット」(上画像の右側)

上記、2種類のフィットにおいて、ご自身の頭部形状がどちらに近いのか、計測してみましょう。

1、頭囲サイズ(頭部外周)の計測

上画像のように、頭部の外周を、耳の上部から平行に、眉の上を通り、後頭部までメジャーを一周させて計測します。

2、頭幅サイズ(頭部の横幅)の計測

一例)下画像のように、平らなテーブルの上にL字のブックスタンド(硬い素材のもの)を2つ置き、顔をテーブルの面へ向けた状態で左右両サイドから頭部の耳の前側上部(頭部の一番幅が広い部分)にL字スタンドを当てる。このL字スタンドの間隔(頭部の幅)を計測します。

この頭囲サイズによって、下記のヘルメットサイズ(S 〜 XL)を選定する目安とし、それに加え、ご自身の頭幅サイズを知ることで、グローバルフィット、またはアジアンフィット、どちらが適正なのかの判断も可能になります。

「GIROヘルメットのフィットとサイズ」

” 頭囲サイズだけでなく、頭幅(頭部の横幅)が、フィット感を左右する. ”

GIROヘルメットの主要サイズは、S、M、L、の3サイズ。 それと、モデルにより XL まで展開しており、それぞれの適応サイズ(頭囲サイズ)は下記の通り。(グローバルフィット、アジアンフィット共通)

S : 51〜55cm
M : 55〜59cm
L : 59〜63cm
XL: 61〜65cm
*これ以外に、ユニバーサルサイズ(54〜61cm)を採用したモデル(グローバルフィットのみ)もあります。

この頭囲サイズだけでは、グローバルフィットモデル、アジアンフィットモデル、どちらが自分にフィットできるのか判別がつきにくい。
そこで、下記に記載する 頭幅サイズ と合わせて選考していきます。

グローバルフィット、アジアンフィットの同じサイズで比較しますと、おおよそですが、横幅に 1cm ほどの違いがあります。
さらに言えば、
”グローバルフィット” の Lサイズ よりも、”アジアンフィット” の Mサイズ の方が、僅かながらも幅にゆとりがあるほどです。(下記サイズをご参照ください.)

各フィットのサイズごとの横幅寸法(内部寸法)
(モデルにより多少差異があります.)

・グローバルフィット
M : 16.7〜17cm
L : 17.5cm
XL: 18.5cm

・アジアンフィット
S : 17cm
M : 17.7〜18cm
L : 18.7〜19cm

GIROのアジアンフィットは、これまでにもいくつかのモデルにて採用してきていましたが、近年ではさらにアジア人の頭部形状のデータ収集を重ねてきており、細部に至るまで改良も続けてきているので、フィット感・快適性もかなり進化してきています。
*アジアンフィットモデルの中でも、AETHER SPHERICAL、SYNTHE MIPS、SYNTAX MIPS、については、近年で特に安全性と同時にフィット性を高めており、日本人にとっても快適にフィットできるように改善されてきています。

この後の「後編」では、
GIROヘルメット、2種類のフィットそれぞれの特徴や、形状の違い、
そして、実際に頭部を計測し選定したサイズでのフィッティング。
さらには、
サイズ選択、ヘルメットフィッティング時の調整方法や注意点などについても、詳しくお話ししてまいります。